スクリブルシリーズ、芯ホルダー(クラッチ機構での芯固定)モデル、対応芯径は3.15mm ですが、ファーバーカステル社ほかの3mm芯は問題なく実用できます。搭載芯は、Lamy純正の4B硬度(元々がこの長さです)ですが、カステル等の同硬度芯と比べて硬めで、私の実感としては2BからBくらいの筆記感です。Lamyにはこの硬度しか純正芯の用意がありませんので、本来の殴り書き用途ではカステルの4Bから6Bの選択が具合良いと思います。このスクリブルシリーズ、全体黒色仕上げモデルの日本輸入は早期に取りやめとなり以降はパラジウムコート部品とのコンビモデルのみが近年まで継続されていました。芯をホールドするクラッチ機構の内爪は4つ割りです。長期保管中の扱いに伴う軸の擦れが1箇所あります(写真9をご参考ください)。元々が自家用目的の予備機でしたので、外箱/説明書は処分してしまい手元にありません。この旨なにぶんご了承ください。